どんぐりころころのはなし

どんぐりころころとは

どんぐりころころは、2004年にデザイナー小松和人によって生み出された、こまむぐのオリジナル・キャラクターです。

子どもの想像性のじゃまをすることなく、且ついつもそばにいたくなるような存在を心がけ、やわらかで素朴な表情のキャラクターが誕生しました。

以来、木のおもちゃを中心として、様々なかたちで多くの人々を笑顔にし、愛されています。

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素朴な表情

つぶらな瞳に少し大きめの鼻。どんぐりころころの表情はとても素朴です。

一見して無表情ともとれるこのお顔。笑っているようにも、泣いているようにも見ることができ、子どもの想像性を豊かにします。

また、一目見たら絵にかけるほどのシンプルさ。記憶に残りやすく、お絵描き遊びやごっこ遊びなどの創造性も育みます。

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木霊?木の妖精?

何十年、何百年と時間をかけて大地が木を育てます。そんな長い年月をかけて育った木から生まれた木霊?妖精?がどんぐりころころです。

緑豊かな森や山には、沢山のどんぐりころころが住んでいます。きっと町の中だって、木の生えている場所ではひっそりと暮らしているはずです。いつまでも、そんな緑豊かな地球であり続けたいですね。

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名前の由来

どんぐりころころは、童謡「どんぐりころころ」が名前の由来になっています。お池にはまる前、お山を楽しそうにころころと転がる様子を想像し、名付けました。

ころころとは転がらず、トコトコとゆっくりと動きます。きっとお池にはまらずに、大好きなお山の坂道で何度も遊ぶことができていると思います。

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今のデザインになるまで

木から生まれた精霊というコンセプトは初期からありましたが、どんぐりころころの前身は、三角帽子の小人でした。

この小人を極限までシンプルにしたのが初代どんぐりころころ。手足が無くなり、高さをギュッと詰めたフォルム。つまり目の下のラインは口ではなく洋服と顔の境目。また中心の丸は鼻ではなく洋服のボタンでした。

その後、2回ほどデザインが変わり、現在のどんぐりころころになったのですが、どれもとても思い出深い大切なデザインです。(現在はボタンではなく鼻です)
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どんぐりぱぱ どんぐりまま

シルクハットをかぶったどんぐりぱぱ。お団子頭のどんぐりまま。どんぐりころころから、はじめて派生したキャラクターになります。

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どんぐりなのに きのこ?かぼちゃ?

丸い頭に斑点模様のどんぐりきのこも、どんぐりころころの仲間です。かぼちゃ頭のどんぐり・オーランタンはハロウィンに。お髭の付いたどんぐりサンタはクリスマスにやってきます。

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願いから生まれました

子ども達の健やかな成長を願い生まれたどんぐり兜。日本の大切な伝統も未来へ伝えていきたいです。アマビエどんぐりもまた、子ども達が少しでも心安らかに、日々を過ごせるようにという願いから生まれました。

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子どものよりよい笑顔のために

どんぐりころころは、みんな色や形もそれぞれ違います。そして、みんな仲の良い友達です。

私たちも国や人種、文化や考え方が異なっても、お互いの違いを認め合い、手を取り合い、歩める世界を目指したいですね。

どんぐりころころ達もそんな世界を願っています。

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これからもよろしくお願いします

どんぐりころころはみんなに笑顔になってほしいと願っています。これからも皆さんの身近な存在として、愛され続けるキャラクターでいられますように。

デザイナー・小松和人

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